スマホの使いかた【3つのルール】小中学生編

子育て

新年度に向けて子どものためにスマホを購入するご家庭も多いかと思います

子どもが自分専用のスマホを所有している割合は
2021年NTTドコモのモバイル社会研究所の調べによると
小学生高学年33%、中学生79%だそうです
これからも時代の変化に伴いスマホを持つ子どもの割合は増えそうです

ここでは購入を検討しているご家庭や
購入してこれからスマホを子どもに渡すご家庭に向けて
最初にしっかりと時間をかけてルールを設定することの重要性をお伝えします

きちんとしたルールを定めることにより
後から揉め事の原因になったり親子の信頼関係にもヒビが入るような事を妨げることができるでしょう

ではルール設定について大事なポイントを3つお伝えします

ルール設定は子どもと一緒にする

ルールを一緒に決めることで
子どもはより真剣にこのルールと向き合います
そしてお互いの要望をしっかり伝えあった時
子どもはより自分の有利な使い方を希望するでしょう
その希望に対してそれはなぜだめなのかを根気強く説明する必要があるのです
例えば、
小学生の子どもがSNSで動画や写真を投稿したいとなったとしましょう
でも親としては不特定多数に写真や動画を見せれば。誰かを傷つけたりしまうこともあるし、トラブルや犯罪に巻き込まれる可能性があると説明し今の時点ではさせられないと伝える事が大事です

守れるルール作り(親にとっては少し甘め)

スマホの使い方に対して最初から厳しいルールをしてしまうと子どもはせっかく少しずつ自立心が育ってきている途中ですからそこから逃れようとするかもしれません
大事なのは厳しいルールを守らせることよりも
子どもが責任もって自分の決めたルールを守れるかどうかなのです

ルール違反したらどうするか

親がスマホを購入してそれを子どもが所持していても決定権は親にあるということ
認識してもらうことは大切です
少し厳しいかもしれませんが、罰則を設定しもし守れなかったらどうするかを親子で話し合いましょう
親が罰則を決めるのではなく子どもが考えるようにするといいでしょう


この3つをふまえて実際に
我が家で設定した中学2年生の娘とのルールをご紹介します

娘の要望で半年に一回、ルールの見直しを親子で行い少しずつルールの改定していきました

1スマホの使用時間は平日3時間 休日4時間
テレビやゲームはこの時間に含まないのでかなり甘く設定しています

2 使用時間は朝6時から夜11時まで
成長ホルモンがたくさん出ている大事な時期に睡眠時間をスマホに邪魔されないようにしました
スマホによってこのように使用時間を設定できます

3 SNSは2つまで。投稿はしない
トラブルや犯罪に巻き込まれる可能性を少なくするためのものです

4 親がいつでも見ていい状態にしておく
これはかなり娘と揉めましたが、スマホは親の所有物でありそれを子どもが所持しているだけという事が大前提で義務教育のうちはそうしたいと伝え納得してもらいました

5 お風呂は10時30分までに入る
このルールは直接スマホの使い方と一見かけ離れているように感じますが家族との生活の中で深く関わっていますテスト勉強などでお風呂に入る時間が遅くなってしまうと
他の家族の騒音になる、睡眠時間が短かくなる可能性がある、髪を乾かすのが面倒になり風邪を引きやすくなる等のデメリットがあります

これはあくまでも我が家のルールです
ご家庭の家族構成やお家の間取りなどでまた違ったルールがあるでしょう
各々のご家庭でシュミレーションをしながら独自のルール作りを進めてください

私は年上の友人の話から親子間でスマホの使い方で揉めるケースをたくさん聞いてきました
守れないルールを親が決めても子どもはこそッと隠れてそのルールを破ってしまう可能性が高くなります
ルールを破られた親はとても悲しい気持ちになりもっと厳しいルールを定めようとします
でもさらに厳しいルールを作っても今度は子どもはどうバレないように楽しく使うか鼬ごっこになってしまいました

義務教育の間は、はやり子どもの健康管理や勉強時間の確保等親が誘導して生活のリズムを整えることはとても大事なことです
受験を控えている時期でも
スマホの使い方で子どもの学力の向上はかなり違ってくると確信しています
スマホの使用時間を設定することでダラダラ時間を過ごすのではなく勉強の時間もスマホの時間も睡眠の時間も子ども自身が大事に管理し心身共に健康に学生生活を過ごせるのです

実際に我が家の娘は偏差値66の進学高校に入学することができました
それはなにがよかったか振り返ってみると
睡眠時間が確保できたこととなにより反抗期の中でも信頼関係が保てたが大きいと感じます
だからこそ最初のスマホの使い方を一緒に考える時間はとても大事だと考えます

まとめ

スマホの使い方のルール決めは小中学生の生活において
最も大事な事です
まだ自制心が弱い小中学生に
そのまま大人と同じようにスマホを使わせるのは少し早い気がします
子どものスマホの使い方は義務教育のうちは親がスマホの使い方を管理して
自立心を育てていく事が重要です
スマホの使用時間によっては、睡眠時間にも深く影響
学力にも関係してきます
昨今スマホ依存の問題もなかなか完治が難しいでしょうし
これからも注目すべき大きな課題となるでしょう
だからこそスマホの所持するこの大事な時期に
しっかり親子でその家のオリジナルのルールを作ることをお勧めします

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