北海道の運転はエゾシカにも注意するべき

暮らし

いきなりシカが現れて急ブレーキをかけたなんて経験ありませんか?
北海道のエゾシカが爆発的に増えており国や自治体で対策をしています
私自身も走行中にエゾシカに遭遇して
危うく事故になりそうな経験は何度かあります

北海道でエゾシカとの衝突事故は2017年度以降毎年2000件を超えています
2019年には3188件になりそのうち死亡事故1件、人身事故5件ありました

この記事は
・初めて北海道を運転する予定の方
・田舎の方へ久々に車で移動される方
・北海道に興味があり移住計画を考えている方
に今、深刻な問題となっている車とエゾシカと車の発生事故について
エゾシカに注意すべきポイントをお伝えします

どこの場所どの時間帯に多いの?

令和3年警察本部交通企画課の交通分析によると
北海道の事故発生状況(物件+人身)は札幌方面で一番多く発生し2番目に釧路方面でした
以前は釧路方面が1番多かったようですが積極的な捕獲などを行っているようで
昨今は市町村別でいうと
苫小牧市や千歳市で多く発生しています
エゾシカの活動のピークは日の出と日没前後で
特に周囲が暗くなる時間帯はエゾシカが見えずらくなっているため
16時から24時までの衝突事故が多いようです
平成16年度から調査開始し1,170件だったのに
令和3年度は4,009件と3.4倍まで増えているのです

どうして増えたの?

エゾシカは明治初期の大雪と乱獲により一時は絶滅寸前でしたが
その後禁猟などの保護政策やシカの高い繁殖力と生育環境などによって生息数が増えてきました
エゾシカが増えた原因はいくつかあります
積雪量の減少や農地が増えシカの餌が増えたこと
ハンターの高齢化が進み年々捕獲する人が減っています
その他にもシカを捕食するニホンオオカミが絶滅してしまい
自然界に天敵がおらず捕食圧がないことも生息数の増加の一因ともいえます

なぜ冬にシカが多くいるの?

エゾシカは夏と冬で生息地を変えます
3月~5月と10月~11月にシカは次の生息地へと移動します
さらに同じ時期に繁殖期で動きが活発になるので事故発生件数も増えてしまうのです

ぶつかったらどうしたらいいの?

まずは安全な場所へ車を止めてから
警察を呼びましょう
動物が絡んだ事故の場合、その動物の飼い主が管理責任を問われます
シカの場合は野生動物ですから責任能力や損害賠償はありませんから
単独事故、物損事故として扱われます
単独事故の場合は、車両保険から保険金が支払われますが、事故の状況や損害の箇所
車両保険の種類によって保険金が支払われないこともあるので注意しましょう

対策は?

現在国や自治体の対策でエゾシカ生息密度を減らすために行っていることは
銃器による捕獲やワナによる捕獲に取り組んでいます
エゾシカの被害は交通事故だけではなく農林業にもも大きな問題となっています
北海道では人とエゾシカとの適切な関係を築き、地域社会の健全な発展に寄与するため
平成26年度(2014年)3月に制定した「北海道エゾシカ対策推進条例」に基づき
捕獲等による個体数の管理や捕獲個体の有効活用推進など、総合かつ計画的にエゾシカ対策を進めています

我が家ではハンターさんから捕獲したシカ肉をいただくこともあり
最近流行りのジビエ料理を作ったりします
シカ肉には低カロリーで鉄分やたんぱく質を多く含む食材としても
注目を集めています

エゾシカが増えることで及ぼす影響等が深刻化する一方で
食関連分野での活用などエゾシカを地域資源として捉えた地域産業化の
動きは見られています

まとめ

エゾシカのオスならば立派な角があり
体長約90~190cm体重約50~150kgあります
しかもエゾシカは群れで行動するので1頭が道路に飛び出してきても
そのあとに2頭目以降が飛び出してくる可能性も十分考えられます
私は何度か10頭以上の大群が道路の真ん中にいるのを見たことがあります
そんな時私は、すぐ徐行運転にします
エゾシカは臆病な性格なので徐行運転中に自分からぶつかってくることはありません
どこに逃げていいかわからず車と並走してからやっと山の中へ逃げていく
おちょこちょいなエゾシカもいます

どうかエゾシカとの衝突を避けるためにも
繁殖期の10月11月や日没時間などは特に気を付けて運転しましょう


コメント

タイトルとURLをコピーしました