高校受験直前~親にできる4つのこと~

子育て

本番まで高校受験まであともう少しになりましたね
「うちの子は本当に合格できるか心配だな・・」
「こんなにテレビ見たりゲームをして大丈夫なの?」
と心配は尽きません
もしかしたら受験生と同じくらいそれ以上に親の方が緊張や不安を感じているかもしれません

冬に流行るインフルエンザの心配、昨今では新型コロナウイルスの感染拡大で
体調面の不安も加わり、ついつい口うるさく言ってしまうこともありますよね
しかしここは親も受験に向けて取り組まなければいけないことがあるのです

子どもはどんな親でいてほしいのでしょうか?

「いつも自分を信じて、応援してほしい」
「自分が全力で勉強できる環境を作ってほしい」
「自信を無くすような発言否定するような発言をしないでほしい」
と思っています

子どもの気分のムラに左右されない

本番まで残りわずかとなっているこの時期は、少し神経がピリピリしていることもあります
疲れが溜まっているのか、親に対して理不尽な事を言ったりしてくることもあるでしょう
しかしそれは、子ども自身も本心ではなく甘えられる存在だからなのです
“家族”だからそういう態度をとってしまうのです

少しナイーブになっていて弱気な発言をした時は、「この前の英語の点数が前の模試より伸びたね」
と具体的な例をあげ、しっかり前進している経過を伝え自信をつけてあげましょう
親も一緒になって不安な事を言ってしまわないよう気を付けましょう
子どもが大きなプレッシャーの中でもがいているのですから
私たち親にできることは少し引いた立場からドーンと構えいつでも支えてあげる体制
いることです

心地よい環境作り

うちの子どもは全然勉強しなくて困っているなんて
いう声をよく聞きます
お家の間取りや家族構成にもよりますが
受験生にとって勉強に集中しやすい環境作りを
できるだけ作ってあげましょう

勉強をしていたとしても、リビングではテレビの音量が大きくて
集中できないなんて言う話もよく聞きます
特に冬休みから受験日までは
ラストスパートをかけてグーンと成績が伸びる時期ですから、なるべく受験生に配慮して
親もなるべくテレビや携帯の使用時間を気にして
みてください
子どもはけっこう親の背中を見ているものです
子どもに注意したい事はまず自分でも一緒に取り組む姿勢が大事です

さらにこの時期は夫婦喧嘩にも注意が必要です
直接的に関係なくても家の中の雰囲気が悪いのは、子どもすぐに感じています
自分の事でいっぱいなのに親が揉めているところなんて見たくはないですよね
志望校に入るためにもここは夫婦円満で明るく過ごしやすい空間をつくるように心がけましょう

栄養のある食事

入試直前には大きなプレッシャーを抱えているものです
だからこそ愛情たっぷりの美味しいご飯を食べることでホッとできて
また勉強を頑張る活力になります
食生活が乱れがちになると体の不調を招き集中力や作業効率が低下し
学習内容が身につきにくくなります
病院にもかかる時間も惜しいこの時期ですし
健康管理をしっかり行いましょう
炭水化物やたんぱく質、脂質に偏りすぎず野菜・海藻・果物も積極的に摂取しビタミンやミネラルが不足しないようにしましょう
子どものテンションが少しあがるような好物を作ってあげると、
自分の事を思ってくれていると感じ勉強へのやる気もアップすることでしょう


特に受験前に必要な栄養素はビタミンB1です
ビタミンB1には脳神経をのはたらきを正常に保つ役割があります
不足してしまうと脳にエネルギーが作られずイライラや集中力の低下などに繋がります
主な食材には豚肉、レバー、玄米、海苔、卵、などに含まれていますので
積極的に摂取しましょう

入浴時間

勉強に集中するあまり、お風呂に入る時間が遅くなってしまい睡眠時間にも影響を及ぼします
受験生は最低でも6時間の睡眠時間を確保すると良いでしょう
さらに湯船に浸かることでリラックス効果と体温を上げて、睡眠の質を良くしてくれます
睡眠の質を意識することは効率よく勉強するための一番の近道なのです
疲れが取れない状態が続くと、せっかく覚えた勉強の成果が発揮できません
そこで入浴する時間を家族のルールとして決めることをお勧めします
例えば塾に行っている受験生は帰ってきてからすぐに入る事と決めてしまうことで
睡眠不足を解消してくれます

まとめ


受験生が抱えている負担は非常に重いものです
せめて家にいるときにはリラックスしてほしいですね
親にできることは限られています
緊張と不安が常に付きまとうこの状況で
第一志望へ合格するために
親としてやれることをやってあげたいものです
ただ良かれと思ってやっていることも子どもにとったら逆効果になることもあるかもしれません
余計な一事を言いたくなる場面もありますが、少し考えてから発言するよう心がけましょう
親として感情的にならず常に冷静に接してください
一歩引いた立場で構えて
もし困った時はしっかりと支えてあげましょう

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